プロフィール

山口韻奈(ヤマグチ インナ)

日本×ガーナのミックス。
中学校まで東京で育ち、ニュージーランドの高校を卒業後、
ヨーロッパ、オセアニアなどで10代後半〜20代前半を過ごし、
東南アジアでのボランティア活動を経て、
およそ5年前から支援活動を行なっている。
ニジェール共和国からの紛争難民としてガーナで物乞いをして暮らす
子どもたちの自立支援シェルター運営、
世界最大級のゴミ山アグボボロシで生活する人々の生活支援プロジェクト、
自分の誕生日を知らない難民・孤児の子供達との
バースデーパーティープロジェクト、
地球にチャリティーをテーマとして掲げたイベントプロジェクト「Spark」などを運営し、オンライントークセッションや、
スタディツアーなども手掛けている。

アクラの繁華街で物乞いをしていた子どもたちと出会ったのは、5年前のことでした。

久しぶりに訪れたガーナ。どこに行っても、ボロボロの衣服を着た難民の子どもたちが物乞いをしていました。夜はクラブやレストランの前で、いつも外で出てくる大人たちを待っていました。
なかには、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いているお母さんや、10代後半の若者たちもいました。

いつもお腹を空かせている子どもたちでしたが、本当に明るくて純粋で、ある意味カルチャーショックを受けました。子どもたちのこの純粋さは、これまで私が育った東京では絶対に見られないものだったからです。

子どもたちと出会ってから、私に何かできるんじゃないか、でもこのアフリカで私に一体何ができるだろうかと、考えるようになりました。いつもお腹を空かせている彼らに、チキン食べる?と買ってあげるところから始まり、やがて毎日子どもたちの元を訪ねるようになりました。

それから今日まで、難民の子どもたちが寝泊まりしているところや物乞いをしているところに行って食べ物や飲み物、彼らが生活していく上で衛生的に必要な物(トイレットペーパー、生理用品、オムツ、石鹸など)を届けたり、夜遅く道端で寝ている子供たちをタクシーに乗せて親の元へ帰したり、深夜物乞いをしている子どもが誘拐などの事件に巻き込まれないよう、彼らが帰るまでそばで見守ったりといった活動を続けてきました。

これは「支援」ではありません。
私は大切な友達として、彼らと一緒に過ごしてきました。
大切な友達が困っていたら、助けてあげるのは当然のことだからです。

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